１．予約の電話をする

とある地方都市に住んでいる30歳代の主婦、美喜さんは
「2,100円から はじめる美顔づくり～ジュビランエステ～」という広告に
目が止まりました。

「エステが2,100円からっていうのは安いけど、どんな技術なんだろう。
本当に大丈夫なのかな・・・？でも気になる！」
ということで、思いきって広告に載っていたサロンに電話をして
みました。

電話をして、いろいろ気になっていたことをひと通り話し終えた
美喜さんは「試しにエステを受けてみよう」と思い、希望の日時に
予約を入れて電話を終えたのでした。

いよいよ予約した日がやって来ました。
美喜さんは少し緊張しながらジュビランサロンへ向かいました。
ドキドキしながら入口のドアを開けると
「いらっしゃいませ！」
という輝美先生の明るい声が聞こえてきました。
「今日は来て頂いて、ありがとうございます。さあ、こちらへどうぞ。」
と輝美先生に誘導されながら、カウンセリングコーナーへ。
『エステサロンってゴージャスで入りづらい雰囲気だと思ってたけど、ここのサロンはシンプルで、何だか親しみやすい感じがするな・・・』
思わず店内を見渡す美喜さんでした。

「今日はお天気も良くて、気持ちいいですね。ここのサロンの場所はすぐにお分かりになりました？」
「はい！教えてもらった通りに来たら、すぐに分かりました。」
「それなら良かったです。ところで・・・・・。」
このような感じで、美喜さんと輝美先生の会話が少しずつ進みだしました。

輝美先生と世間話をして、美喜さんもだんだんと緊張がほぐれてきました。
「ところで輝美先生、今日のエステはどんなことをするのですか？」
「じゃあ、施術に入る前に美喜さんのお肌についていろいろ教えてほしいのでカウンセリングさせてもらいますね」
「あ・・。はい、わかりました！」

美喜さんはまだ少し緊張しながらも、
輝美先生のカウンセリングを受けることになりました。
カウンセリングでは、
・気になるお肌のトラブルについて
・生活習慣について
・体質について
・今のホームケア方法について
などについて話した後、輝美先生が美喜さんのお肌をよーく見たり、触って感触を確かめたりしたのでした。

「それでは、エステの技術に入りますね。どうぞ、こちらへ・・・」
輝美先生は美喜さんをエステベッドへと誘導しました。
カウンセリングの時には緊張もほぐれていた美喜さんですが、
再び軽く緊張しながら、エステベッドに横たわりました。
クレンジング＆洗顔、パック、ハンドマッサージ、吸引… と技術が進むにつれ、美喜さんは段々と心地良くなり、いつしかうつらうつら眠ってしまっていました。

「はい、お疲れさまでした。」
輝美先生の声で美喜さんはハッと目を覚ましました。
「もう終わったんですか？」
「後は、お仕上げをするんですけど、その前にちょっと鏡を見てもらいますね。1回、ベッドを起こしますね。」

輝美先生から手鏡を受け取った美喜さんは、
自分の顔を鏡で見て驚きました。
「うわあ！ピカピカ光ってる！！お肌が白く、明るくなった感じもしますねぇ。」
「すごいでしょ！？お肌の余分な老化角質が取れて、お肌がピカピカになってるのがお分かりいただけますよね。それに、ほっぺの辺りを触ってみてください。」
「あっ！ツルツルしてる！！」
「でしょう！？お肌が一皮むけて、“ゆでたまご”みたいにお肌がプルプルになってるでしょ！」

鏡を見たり、自分のお肌を自分で触って技術の効果を実感した美喜さんなのでした。
その後、最後のお仕上げをして、エステの技術が全て終了しました。